おならが臭くならない食事法とは？野菜を先に食べて肉は最後！

2019年1月6日更新記事。

臭いおならを無臭にする方法③食べる順番に気をつける

• おならがよく出る
• 臭いおならが止まらない

臭いおならの原因は、
未消化の残留物が腸内に溜まる「宿便」が腐敗して、
悪臭のする硫化水素・アンモニア・フェノール・スカトール・アミン系毒素が発生するからです。

これは発ガン性物質でもあります。

さらに、
多量の活性酸素（フリーラジカル）も発生して、
腸細胞のDNAを直接傷つけるため、
細胞が変異してポリープやガンが発生すると言われています。

未消化の残留物が腸内に溜まっているものを「宿便」と言います。

宿便が腸内にたまっていると、
腸内環境が悪化して悪玉菌が悪臭物質を発生させるのです。

ですから、
臭くないおならを出す方法は、
宿便をためないことが最善です。

では、
どうしたら、宿便をためないで済むのか？

それは、
食べ過ぎに注意することですが、
食べる順番に気をつけることも重要なのです。

詳しくはこちら

• おならが止まらない原因②宿便が溜まって悪玉菌が有害悪臭物質をどんどん発生させていた！

• 便秘じゃないのに臭いおならが出る2つの理由！食べすぎ・宿便・腐敗・悪玉菌！

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食べる順番と臭いおならの関係

食べる順番が変わるだけで、
消化が簡単になるか、
大変になるかが変わってきます。

消化しやすい食べ物から先に食べることが臭いおなら対策としては有効です。

なぜなら、
消化がスムーズに行われれば、
宿便として溜まりにくくなり、
臭いおならは出にくくなるからです。

しかし、
消化をこじらせて時間をかけてしまうと、
様々なデメリットが発生します。

消化をこじらせると発生する問題

1. 未消化の残留物が発酵や腐敗が始めてしまう
2. 宿便になってしまう
3. 消化酵素を無駄遣いしてしまう

臭くないおならを出すための食事法

おならが臭い人は、
食べ過ぎていたり、
肉をたくさん食べていることが多いですね。

その他に、
ファストフードなどで悪い油を大量に摂取していることも原因になります。
腸内が悪い油でベトベトになって、便の通りを悪くするからです。

臭いおならの対処法としては、
未消化にならないような食べ方をすることが重要です。

未消化にならないような食べ方とは次のような食べ方です。

未消化にならない食べ方

1. 発酵・腐敗しやすく、消化が早いものから先に食べるようにする
   
   
2. 炭水化物とタンパク質は一緒に食べない
   
   
3. 食事中に水を飲みすぎない
   
   

【１】発酵・腐敗しやすく、消化が早いものから先に食べるようにする

人間の胃腸は、
食べた順番通りに消化を始めます。

胃に到着したものから順番通りに消化が始まるのです。

食べ物の中で、
一番消化が早いのはフルーツです。
2〜3時間です。

一番消化が遅いのは肉です。
16時間〜72時間です。

たとえば、
ハンバーグ定食を食べるとき、
最初にデザートのリンゴを食べる場合と、
最後にリンゴを食べる場合とでは、
状況がまったく変わります。

リンゴを最初に食べると、
すぐに消化が終わりますが、
リンゴを最後に食べると、
先に食べたハンバーグや
ご飯の消化が終わるのを
胃の中でずっと待たなくてはいけなくなります。

人間の体温は36〜37度あります。
それは胃や腸の中も同じです。

そのような環境下に何時間も放置したら、
フルーツは発酵や腐敗が始まります。

このとき、

ガスが発生して、
臭いおならの原因になるのです。

また、
未消化を引き起こす原因にもなります。

適切な食べる順番は、次の通りです。

適切な食べる順番

1. フルーツ
2. 野菜
3. 炭水化物（ご飯など）
4. タンパク質（肉や魚など）

【２】炭水化物とタンパク質は一緒に食べないようにする

食べ物を消化しているのは「酵素」です。

酵素には種類がたくさんあって、
消化するには栄養成分ごとに異なる酵素が必要になります。

酵素の主な種類

• ラクターゼ：乳糖を分解
• セルラーゼ：野菜フルーツを分解
• アミラーゼ：炭水化物を分解
• プロテアーゼ：タンパク質を分解
• リパーゼ：脂質を分解

酵素は、
その種類によって性質も異なります。

たとえば、
炭水化物を分解するアミラーゼという消化酵素はアルカリ性の性質があります。

ところが、
肉などのタンパク質を分解するプロテアーゼは酸性の性質なのです。

アルカリ性と酸性という性質の違う酵素が必要なのに、
一緒に食べてしまうとどうなると思いますか？

消化するのに
めちゃくちゃ時間がかかってしまうわけです。

完全に消化できないのです。

もし、
あならが胃だとして、
そんなめんどくさいことをされたらどう思うでしょうか？

そんな「めんどうなこと」をあなたはしつこく繰り返しているわけなんです。
胃の苦労も知らないで。

きちんと消化された食べ物からしか、
栄養は吸収できません。

未消化のものや、
栄養素が変質してしまっていたり、
壊れているものは吸収して利用することができないのです。

加熱調理は栄養素を変質させ、
破壊しています。

焦げ目は、
糖化といって、
タンパク質と炭水化物がガッチガチに結合してできる化学反応です。

一度糖化すると、二度と元には戻りません。

糖化したら、
分解するのも困難で、
食べても栄養素としては使い物にならないのです。

ですから、
従来の「栄養学」の考え方は無視して大丈夫です。

「1日30品目食べましょう」

とんでもない話です。

机上の空論もいいところです。

栄養素は摂取すればいいというわけではないのです。

きちんと消化されてこそ、
はじめて利用が可能になります。

加熱調理して変質したり、
壊れてしまった栄養素は使い物になりません。

食べる順番がめちゃくちゃなら、
しっかり消化することができません。

ですから、
少ない量の食事を適切な順番で食べることがベストなのです。

【３】食事中に水をたくさん飲まない

食事中に水をたくさん飲むと、
胃酸が薄まって未消化の原因になります。

また、
胃が荒れやすくなり、
口内炎がよくできる原因にもなります。

口内炎が頻繁にできる人の特徴として、
食事中に水をたくさん飲む、
食後に水をたくさん飲むという共通項があります。

口内炎ができやすくなるだけではなく、
消化機能を低下させますので、
食事中や食後３時間は水をたくさん飲むのは控えましょう。

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まとめ

もしあなたが臭いおならに悩んでいるなら、
食事法を見直すことは重要な選択肢の一つです。

おならが臭い原因は、
腸内で悪臭のする原因物質が作られているからです。

穀類や野菜や果物など、
食物繊維が豊富な食べ物をしっかり食べていれば、
肉を多少食べたくらいでは、
臭いおならはでません。

宿便もたまりにくくなります。

食事をするときは、
消化しやすい食べ物から先に食べるように意識してみましょう。

驚くほど変化が見られるはずです。

臭いおなら対策として、
一品ずつ完食していく食べ方がベストです。

生野菜を先に完食してから、
ご飯を食べましょう。

できれば、
ご飯を食べるときは肉を食べるのは控えることをおすすめします。

肉を食べるのなら、
ご飯などの炭水化物は食べないようにすることをおすすめします。

どうしても一緒に食べるなら、
最後に肉だけを食べるようにすることをおすすめします。

生野菜を食べずに、
肉とご飯を同時に食べまくっている間は、
臭いおならを解消することはできません。